判決･･･全治3週間の安静

今日、整形外科の病院へ行くのに、普段は5分位で着く新御茶ノ水辺りまで傘を杖代わりに30分かけてたどり着く･･･。

傘を杖代りに、休み休みヨチヨチ歩く間抜けな大人への好奇の視線が痛い･･･。
一人羞恥プレィだ。全然嬉しくない･･･。

途中、青信号なのに歩くのが遅くて、横断歩道を渡り切れないのが一番怖くてドキドキした。

ドクターに診てもらうと、右のふくらはぎが筋断裂していて、何箇所か窪んでいるとのこと･･･。痛み止めと筋肉の緊張を和らげる飲み薬2種類と、シップを処方していただく、また、歩行が困難なので松葉杖もレンタルしてもらう。

治療法は薬を飲んで、患部を固定して安静にすることらしい･･･。

松葉杖をゲットしたので、傘は僕の体重が掛かり過ぎて、既に開かなくなってしまったので、病院の傘立てに放置。今まで頑張ってくれてどうもありがとう！バイバイ！

その後処方してもらった薬を出してもらう為に、御茶ノ水駅のそばの処方薬局まで松葉杖で行く。既に手の平は、松葉杖の握りの部分とこすれて水ぶくれが出来ている･･･。

処方薬局が階段を降りて行かねばならないので、高校生以来の松葉杖初心者はかなり緊張しながら地下一階まで。

その後、上りの階段は松葉杖を使用している人から見たらまるで壁のようで、初心者には危険と判断して、なんとかエレベーターを発見して地上まで出る。この時いつも見慣れている階段が絶望的な壁のように見えたのが印象的だった。

お年寄りやハンディキャッパーの人達の気持ちが少し分かったような気がした･･･。

薬を出してもらった時点で既に本日のエネルギーは使い切ってしまったので、明治大学前の下り坂は休み休み降りゆっくり家に帰る。

松葉杖を使っていた方が、傘をつくより好奇な目で見られず、周りの人も優しくしてくれることを実感した。恥ずかしいけれど嬉しいのは本当だ。

僕も、これからは車椅子の人や松葉杖をついている人がいたら親切にしようと心に誓うのであった･･･。

「中学生日記」より




早く治らないかなぁ･･･。