修羅場

PHOENIXで月曜日にインストラクターをしてくれている新妻先生が、9月2日にバイクで交通事故に遭って、入院当初はICUにいたのですが、やっと一般病棟に移動したとの事で、今日は早速お見舞いに行って来ました。

以下はその時に現場で見た、彼の交通事故（右腕の粉砕＆開放骨折＆脾臓破裂）よりハードなノンフィクションです。

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三鷹市にある杏林大学病院。

30年前に夜間の緊急外来のバイトをしていた時とは全然変わってしまい、浦島太郎気分だ。

第二病棟の4階。
少し薄暗い廊下を進んで行く。一番奥が彼の病室らしい。
ネームプレートを確認して部屋に入る。一番手前のベッドだ。

そこには既に先客が2名。二人とも女性だ。
一人は以前紹介してもらった新妻君の彼女だ。なぜだか知らないが、しくしく泣いている。そんなに彼の症状は悪いのか？と、一瞬不安になる。
もう一人の知らない女性は、黙ったまま困惑した表情をしている。

僕がカーテンで仕切られたブースに顔を出すと、泣いていた彼女が立ち上がって、どうぞと言って丸椅子を勧めてくれる。

今回「NIIZUMAX！が交通事故！」の、第一報を入れてくれて、翌日にジムまで状況の説明に来てくれたのも彼女だ･･･。

ちょっと痩せてしまってはいるが、新妻君の様子から症状がすごく悪いのではないことは分かった。でも、彼は気まずそうな表情をしたまま押し黙っている。

彼女が泣いている原因は、彼の事故とは別に有りそうだ･･･。

しばらくすると、彼女が「ちょっと外で話しましょう」と言って、もう一人の女性を連れ出して、そのまま二人は病室の外に･･･。

で、取り残された新妻君と僕。

その間に、彼に事故の状況や怪我の状態も説明は受けたのだが、この病室には、入院病棟特有のなんとも言えない淀んだ気配とは違う、何か別の不穏な空気が充満するような状況が発生している様子なので、その件を聞いたら、「○○が知らないところで、あの○○さんと○○して○○で･･･それが、さっき偶然病室で出会ってしまい･･･」と、微妙な話の展開に僕も何とも答えようが無く（他人事で良かったと思いつつ･･･）、外での女性二人のやり取りを想像して、ますます部屋の空気がどんよりとしてくる。

その後、早めの夕食を終えた彼と談話室で話していると、目を真っ赤に腫らした彼女が「修羅場だったから･･･」と言って、ハンカチで涙を拭きながら一人で戻って来た。

そして、そのまま彼の隣にどっかと座った･･･。

（･･･残念ながら、諸事情により続きは無し）

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季節的にはちょっと遅いかもしれないけど、男にとっては充分ホラーな状況をライブで楽しませていただきました。でも、入院している怪我人の前での、怪我と関係無い揉め事が原因で、凹んでいる彼を見ていて、少しかわいそうになりました。

そして、人の修羅場を見物するのは面白いという事も分かりました。

頑張れ！NIIZUMAX！僕は君の味方だ。でも、君は色々な意味で「自爆野郎」だ。

来週には退院できるなんて、やはり回復力の早い動物だね！
でも、本当に生きていて良かった･･･。





帰りは、以前住んでいた吉祥寺の町が懐かしくて、少し散歩してから「ヴィレッジヴァンガード･ダイナー」へ。

今日はクリスピーハンバーガーです。パティの上にはカリカリしたベーコンとガーリックチップがたっぷり乗っていて美味しゅうございました。





そういえば、今日開催されていた「HEROｓ」でもPHOENIXで外人選手のインタビューが収録されていましたね、知らなかった･･･。

＞受付様
僕の日記の見出しにも、会長日記と同じく※内容は事実と異なる場合があります。を、付け足して下さい。